小児心臓病

小児循環器内科について

当院では、小児の先天性心疾患、心筋疾患、不整脈、川崎病、失神など、循環器疾患全般の診療を行っております。
心臓の疾患に特有な症状はなく、乳児ではミルクの飲みが悪い、体重が増えない、泣き方が弱い、年長児では以前より疲れやすくなったなど微細な症状から見つかることがあります。お子様の心臓が心配な方、お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

子どもの心疾患について

小児心疾患には、先天性心疾患や川崎病(の既往、後遺症)、心筋症、不整脈などがあります。
先天性心疾患は100人に1人のお子様に見られ、病気はあるけれども生活制限、治療を必要としないものから新生児期に手術をしなければならないものまでさまざまなものがあります。積極的な治療の対象は30-40%程度といわれています。
ミルクの飲みが悪い、体重が増えない、泣き方が弱い、疲れやすい、呼吸困難やチアノーゼなどで見つかったり、乳児健診や心電図などの学校検診ではじめてわかる場合もあります。
先天性心疾患の場合は、豊富な臨床経験をもとに診断と治療管理を行い、手術が必要な場合は、小児心臓外科の高度な医療機関へのご紹介を行っています。

以下のようなお子様の症状が見られる場合は、お気軽にご相談ください

  • 検診などで心雑音や不整脈を指摘された
  • 意識消失をともなって倒れた
  • 息切れや動悸がするようだ
  • 胸が苦しがることがある
  • 呼吸が速いようだ
  • 体重が増加しない

心雑音について

子どもの心臓病は心雑音で見つかることが良くあります。心雑音とは、心臓の本来の音(心音)以外に聞こえる音です。
機能性(無害性)心雑音といって、心臓に病気が無いのに聞こえる雑音を聴取することが多く心雑音があっても病気のない方がほとんどです。
しかし、慣れないと無害性のものか病的なものかの判断は難しく、また心雑音を聴取しない心疾患も多数ありますので心配なことがあればご相談ください。
聴診器だけでは判断が難しいときには、心電図や胸部X線、心エコーによる検査を行い診断させていただきます。
就学時の検診や乳幼児健診などで心雑音を指摘された場合は、お早めにご相談ください。

川崎病について

川崎病は1967年に川崎富作先生により報告された主に4歳以下に多い全身の血管の病気です。年長児やまれに成人でも発症することがあります。発熱や白眼が赤くなる、口唇が赤くなる、首のリンパ節が腫れる、手足の先が赤くはれる、発疹などの症状から診断し、多くの場合入院治療を必要とします。
最近のデータでは約3%の子供に後遺症を残しますが、後遺症のなかった子どもたちでも成人期に達するころには動脈硬化のリスクが高くなっているのではないかと心配するデータがあります。
そのため私は川崎病にかかったことのある子どもたちには定期検診を行うとともに、小さいころから生活習慣病を予防するように説明をしています。
お子様が川崎病にかかったことのある方で心配なことがありましたらご相談ください。

そがこどもクリニック
診療科目
小児科・小児循環器科
住所
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央1-2
センター南光ビル4F
電話番号

045-941-4976

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横浜市交通局ブルーライン・グリーンライン
「センター南駅」出口6直結
※パチンコ屋、そうてつローゼンの上階 4階です
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診療時間 日・祝
09:00~12:00
14:00~16:00
(乳児健診、予防接種、心臓外来)
16:00~19:00

休診日:火曜・日曜・祝日
◎土曜:9:00~11:00、13:00~14:00
☆土曜(乳児健診・予防接種):11:00~13:00

心臓外来は一般診療中も対応します。
乳児健診、予防接種は感染症の方と時間を分けております。